コツコツ型FAXDMとは
(ブログより転載)
・先日、ある電話がありました。
金融関係の商売をしている方で、FAXDMをかなり大量に送信しているが、効果が芳しくないとのこと。毎月か、毎週だったかは、ちょっと忘れましたが、とにかく1万件単位でFAXDMをしてるということでした。
送信代7円と、データレンタル料が5円で、1件送信あたり12円だそうです。それで毎月か毎週か、12万円程度の広告投資という計算です。
送信結果は、まったく分からないのだそうです。業者に任せているので、どこに送られたのかも、不着信だったのかも、結果報告はないシステムということです。
「これって本当に送信しているの?」と思わないでもありません。
少なくとも、送信結果ログくらい提出する業者を選ぶべきです。
もしも、本当に12万円も、毎月または毎週、FAXDM広告費用を費やして、反応が得られないとすれば、それは悲劇です。
現在当社のお客様で、1ヶ月に500〜1000件程度で、確実に顧客を増やして、その後の継続契約を獲得、売り上げを伸ばしている会社様は、存在します。
また他の商店様では、通販部門を、FAXDMとサイトをミックスしながら、春夏秋冬ごとに広告を行い、しっかり新規購買客を獲得しているお客様もいらっしゃいます。
当社自身も、月100〜500件程度のFAXDMで、ぼちぼちですが、ある製品を売っています。
「1回で大量送信して、一攫千金!」
という考えはありませんので、コツコツ、無理なく、そして息長くやっていけるようにしています。特に昨今の経済事情なら、なおさらのことです。
「最初のFAXDMで、大量資料請求、獲得!」
「あまりの反応で、FAX機が壊れるかと思いましたよ!」
「1回のFAXDMで売り上げ○○千万円!」
などということは、今後はありません。それは、もう8年以上前の話です。
一攫千金を夢見ているなら、FAXDMはすべきではないでしょう。
それは悲劇の始まりです。
同じ「FAXDM」「FAX広告」というキーワードでも、それに対する考え方や取り組み姿勢で、結果は大きく変わってきます。
毎月12万円払って「やっぱりダメだ。FAXDMなんかもう止めよう」
という場合もあれば、
1ヶ月2〜4万円程度で、「少しづつではあるが、お客さんが確実に増えていく」
ということもあります。
大量一括送信、大量一斉同報の時代は終わった
1回のFAXDMで12万円もの広告費を吹き飛ばすようなことをやっている時代ではなくなったのです。FAXDMを送る会社も増えてきたため、
FAXDMが送られてくるのに慣れてきたオフィスも多いはずです。
儲かっていそうな業種を、みなが狙います。日本全体の経済事情は、まだまだ厳しい状況。
それでも生き延びなければならない。そのために、何もしないわけにもいかない。
コツコツ無理なく、息長くやっていけるFAXDMとは…。
当社が現在も「ぼちぼち」やっている実際のFAXDM方法なら、参考になると思います。
やがて3年、5年経った時に差をつけ、またその後の有効なFAXDM方法の蓄積にもなるのです。